2025.06.23
レイエントシステムでのSAPベーシス社内研修のご紹介(3回目:SAP維持運用)

はじめに
今回はSAPベーシス社内研修紹介の第3回目となります。
No | 内容 |
---|---|
1 | SAPインストール① |
2 | SAPインストール② |
3 | SAP維持運用 |
4 | SAPシステムコピー |
5 | 提示要件からの各種ソフトウェアバージョン選定 |
第3回目は、「SAP維持運用」についてご説明します。
維持運用業務は、構築後のSAPシステムを安定的かつ継続的に稼働できるように実施する作業になります。
「SAP維持運用」では、SAPシステムにおけるベーシスの維持運用業務の一般的な定常作業と障害対応作業についての研修を実施します。
それぞれの具体的な研修内容について、以下で説明いたします。
1.SAP維持運用にて実施する一般的な定常作業
「一般的な定常作業」として、以下の項目を実施します。
ここでは、SAPシステムを運用するにあたり、必要な追加作業・不具合に対する修正適用などを実施します。
SAPの維持運用プロジェクトに参画する際に、どのプロジェクトでも必ず実施することになる運用項目を対象としています。

2.SAP維持運用にて実施する障害対応作業
「障害対応作業」として、以下の項目を実施します。
ここでは、SAPシステムにて障害が発生した際の調査、原因究明、障害復旧対応を実施します。
障害が発生することで、SAPシステムにどのような影響が発生しるのかを実際に観察してもらい、障害を特定・復旧するために必要な作業について、トランザクションログ障害を通して一連の対応を実施してもらいます。

以上がベーシス未経験者向け初回研修で実施するSAP維持運用の研修概要になります。
次回は、SAPシステムコピーの研修概要についてご説明いたします。