2025.10.20

レイエントシステムでのSAPベーシス社内研修のご紹介(5回目:提示要件からの各種ソフトウェアバージョン選定)

はじめに

今回はSAPベーシス社内研修紹介の第5回目となります。

No内容
1SAPインストール①
2SAPインストール②
3SAP維持運用
4SAPシステムコピー
5提示要件からの各種ソフトウェアバージョン選定

第5回目は、提示要件からの各種ソフトウェアバージョン選定についてご説明します。

提示要件からの各種ソフトウェアバージョン選定は、大きく以下の流れで実施します。
指定された要件に従いバージョン選定を行い、WBS・パラメータシート・構築手順書を作成します。
ドキュメント作成後、SAP構築を実施し、構築完了後に単体テスト仕様書を作成し、単体テストを実施します。

次から研修項目ごとの概要を説明していきます。

1.バージョン選定の流れ

バージョン選定は、以下の流れで実施します。
下記SAP製品、OS、データベース(DB)の組み合わせに対して、選定方針に従いDBのバージョン・SAP製品のサポートパッケージ(SP)・カーネルレベルを選定します。
SAP:SAP Netweaver 7.5
DB :SAP ASE
OS :Windows Server 2016

2.構築ドキュメント準備の流れ

構築ドキュメント準備は、以下の流れで実施します。
ベーシス未経験者向けの初回研修で使用したWBSを元に、新規に必要なタスクについてWBSに追加します。
WBS作成後、新規構築するSAPシステムの設定値などをまとめたパラメータシートを作成し、新規タスクの手順書を作成します。
WBS作成で必要タスクを洗い出し、パラメータシート作成にて各タスク内の設定値を調査し、WBS/パラメータシートをもとに手順書を作成していくため、下記流れとなっています。
各構築ドキュメントは、作成後に研修管理者によるレビューを受け、合格後に次の作業へと進みます。

3.構築実施の流れ

構築実施は、以下の流れで実施します。
作成したWBS・手順書を使用して、SAPインストールを実施します。
インストール完了後、パラメータシート通りに構築できているか確認するため、単体テスト仕様書を作成し、単体テストを実施します。
単体テスト実施後結果をまとめ、研修管理者による結果レビューを受け合格する必要があります。

上記が提示要件からの各種ソフトウェアバージョン選定の研修概要になります。
以上で、レイエントシステムでのSAPベーシス社内研修についての紹介は終了となります。

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