2025.12.22

外部OSコマンド

外部OSコマンドとは、SAPアプリケーションサーバからOSレベルのコマンドやスクリプトを実行するための機能となります。
外部OSコマンドを使用することで、SAPGUIやABAPプログラムからSAPアプリケーションサーバ上のOSコマンドやスクリプトを実行することが可能となります。

外部OSコマンドは、トランザクションコード SM69 から登録、変更、削除が可能となります。
また、外部OSコマンドは移送依頼に含めることが可能なため、開発機で登録した外部OSコマンドを移送によって、品証機、本番機へ反映することも可能となります。

外部OSコマンドの主な用途

・ OSコマンドやスクリプト ( シェル、バッチなど ) の実行
・ SAPと外部システムとの連携処理 ( FTP、SFTPなど )
・ OSファイルへの操作 ( コピー、削除、圧縮・解凍 )
・ ディレクトリの作成や一覧表示

外部OSコマンドの注意点

・ 実行には、OSファイルやディレクトリ、スクリプトに対してSAPユーザ ( <sid>adm、SAPService<SID> ) の権限が必要
・ セキュリティ上の理由から、許可されたコマンドのみ実行可能
・ OSコマンドの実行結果はSAPに戻されるが、標準出力やエラー出力の扱いには注意が必要

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