論理ファイルパス・論理ファイル

論理ファイルパス
SAPシステムが稼働しているサーバの物理ディレクトリのパスを抽象化して定義するための機能。
物理ディレクトリパスを変数として定義することができるため、ジョブやABAPプログラム、汎用モジュールなどで直接物理ディレクトリのパスを記述せずに論理名を記述することで、環境の違い ( 本番機、品証機、開発機など ) を区別する必要がなくなります。
論理ファイルパスの物理ディレクトリパスを変更することで、ABAPプログラムなどを環境ごとに変更する必要がなくなります。

論理ファイルパスの目的は以下になります。
| 目的 | 内容 |
|---|---|
| 環境依存の排除 | 物理ディレクトリパスを直接記述せず、論理名で抽象化することで、環境ごとの違いに対応。 |
| 保守性の向上 | パスの変更があっても、論理名の定義を変更するだけで済む。 |
| セキュリティと管理性 | ファイルアクセスを集中管理できる。 |
論理ファイルパスは、トランザクションコード FILE から登録・更新・削除が可能となります。
論理ファイルパスは、テーブル「PATH」で管理されており、トランザクションコード SE16 やSQLクエリ ( SELECT文 ) などで一覧表示することが可能です。
論理ファイル
論理ファイルパスと同じく、SAPシステム内でファイルを抽象化して定義する機能。
物理的なファイル名、パスを変数として定義することができるため、ABAPプログラムや汎用モジュールなどで直接的にファイル名を記述せずに論理名を記述することで、環境の違い ( 本番機、品証機、開発機など ) を区別する必要がなくなります。
論理ファイルの物理ファイル名、パスを変更することで、ABAPプログラムなどを環境ごとに変更する必要がなくなります。

論理ファイルは以下の用途で利用するこがあります。
・ 外部システムとのファイル連携(インターフェース)
・ バッチ処理やジョブでのファイル出力
・ ファイルの読み込み・書き込み処理
論理ファイルは、トランザクションコード FILE から登録・更新・削除が可能となります。
論理ファイルの登録時は、物理ファイル名、論理ファイルパスを指定する。
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