SAPシステムでの言語のアンインストールまたは削除について

SAPシステム(ABAPシステム)にインポートした言語は削除できるのか?
結論からお伝えすると、SAPシステムに一度インポートした言語は、アンインストールやテーブルから削除することはできません。
一見すると特定の操作によってアンインストールや削除が可能であるかのような情報が見つかります。しかし、SAP社への問い合わせおよび実機検証の結果、一度インポートした言語を削除することはできないことを確認できました。
SUM実行時についての言語除外について
この方法は、例えばSAP ERP 6.0でフランス語(FR)がインストールされているものの、SAP S/4HANA 2023への移行後は使用しない場合などに利用するものです。
SUMでは、対象言語の言語データを更新対象から除外できますが、SAP ERP 6.0で既にインポート済みの言語データをテーブルなどから削除することはありません。あくまで「更新しない」ための設定であり、「削除する」ための設定ではありません。
言語ロードの削除
SAP Note 110910 – Deleting the language load
この方法は、言語インポートや言語補足の実施後に古いテキストが表示される場合などに実施するものです。
ここで削除されるのは言語ロードに関するデータであり、システムにインポート済みの言語そのものを削除するものではありません。そのため、言語のアンインストールや削除はできません。
まとめ
以上の通り、一度SAPシステムへインポートした言語を後から削除することはできません。
そのため、言語設定、言語インポートを実施する際は、対象言語を間違えないように注意する必要があります。
なお、誤った言語をインポートしてしまった場合に元の状態に戻す方法は、言語インポート前に取得したデータベースバックアップからリストアする方法のみとなります。このような事態に備えて、言語インポート作業前にはバックアップの取得を検討することを推奨します。
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